透析スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
朝 7:30〜 | ⚫︎ | ⚫︎ | ⚫︎ | ⚫︎ | ⚫︎ | ⚫︎ |
昼 13:00〜 | ⚫︎ | ⚫︎ | ⚫︎ | |||
夜 17:00〜 | ⚫︎ | ⚫︎ | ⚫︎ |
透析治療
治療方針
透析室では、定期的に透析関連の勉強会を行い、スタッフの知識や技術向上に常に努めています。
患者様に合った透析治療を選択し、日々患者様やご家族が安心して過ごせるよう良質な医療を提供していきたいと考えています。
患者様のライフスタイルに合わせ、送迎時間を調整し穿刺の待ち時間の短縮に努めています。
また、送迎スタッフ等により、車椅子の方も自宅からベッドサイドまでスタッフが寄り添い、転倒・転落防止に努め、事故の無いようにしています。
治療法
・血液透析(HD)
・血液透析濾過(オンラインHDF)
・間歇補充型血液透析濾過(i-HDF)
・血液濾過(HF)
・限外濾過(ECUM)
水質管理について
人工透析を行うために非常に大切なものは水です。
弊院ではオンラインHDFを行っており、透析液が直接体内に入るので高い水質基準を満たさなければなりません。そのためにエンドトキシン濃度、生菌培養検査を基準値以下にする必要があり、エンドトキシンの基となる細菌の繁殖も徹底的に防ぐ必要があります。
エンドトキシンとは、グラム陰性菌の細胞壁外膜の表層を構成している物質の1つです。
エンドトキシンがごく微量でも体内に入ると、発熱・血圧低下など様々な 炎症反応を引き起こします。
弊院では、患者様がより安全・安心な透析を受けていただくため、日本透析医学会2016年透析液水質基準ガイドラインに沿って、透析液清浄化に努めています。
透析装置について
透析室(48床)
個室(1床)
多人数用透析液供給装置
逆浸透精製水製造システム
A剤溶解装置
B剤溶解装置
・透析監視装置:48台
・個人用透析装置:1台
最新透析装置を導入
オンラインHDF対応
透析用監視装置DCS-200Si
オンラインHDF対応
多用途透析用監視装置DCS-100NX
個人用透析装置 DBB-27
エコー下穿刺とは、エコー(超音波診断装置)を用いて、穿刺部位に皮膚の上から超音波を当て、血管の状態を画像で確認しながら、穿刺を行う方法です。
透析治療において穿刺は必要不可欠ですが、患者さんにとって大きなストレスとなっており、穿刺に伴う苦痛を最小限に抑えることが重要です。
弊院では、穿刺困難な患者さんの負担を軽減するため、2020年9月からエコー下穿刺を導入しています。
弊院では、動脈硬化の程度を測定し「血管年齢」を推定する血圧脈波検査(ABI検査・PWV検査)が可能です。
弊院では体成分の測定を高精度で行うために、InBodyを導入しています。
この装置は、生体に微弱な電流を流すことで、体水分量、体脂肪量、筋肉量などを測定することが出来ます。
腰痛をお持ちの方や車イスの方でもベッドに移りやすいように高さを調整できるリクライニングベッドもあります。(19台)
各ベッドにテレビを取り付けてあります。
夜間・臨時透析について
夜間透析
22時45分まで透析を行っていますので、仕事との両立が可能です。患者様のQOLの向上に努めています。
臨時透析
弊院では、帰省、旅行等における臨時透析をお受けしています。
ご希望の方は、透析センターにお電話をください。
透析食事サービスのご案内
弊院は、ご自分でお食事ができ希望された患者様に、食堂「食事サービス利用規約」に基づいて安全・安心な食事サービスを提供しています。
一人暮らしで透析治療に考慮した食事づくりが難しい。どのような食事と分量か分からない患者様などに、治療のサポートとなるような取り組みも行っています。
- 管理栄養士の管理により弊院の厨房で家庭的な健康食をご用意しています。
- 季節の行事に合わせたお楽しみ弁当の日もあり患者様に喜ばれています。
お食事は、専用の食堂でゆっくりとお召し上がりいただけます。
患者様の透析時間に合わせてあたたかい食事をご用意しています。
費用
月額4,000円で提供しています。
※ただし、祝日、お盆、年末年始は食事サービスを中止させていただきます。
透析中リハビリテーションについて
弊院では透析治療に加え、患者様に合わせた負担のない運動(リハビリテーション)を行っています。
透析中リハビリの効果
- 肺や呼吸機能が改善
- 心機能の向上
- 自律神経の働きが改善し体の調子が良くなる
- 循環が良くなり、炎症症状の改善が期待
- 貧血が改善
- 睡眠の質の改善
- 不安、うつ、生活の質が改善
- 日常生活動作が改善
- 前腕静脈サイズが増加
- 透析効率の改善
- 死亡率の低下
リハビリテーションをおすすめる理由
- 定期的な運動習慣のある透析患者様は、非運動患者様に比較して明らかに生命予後が良い
- 定期的な運動習慣を持つ透析患者様の割合が多い施設ほど、施設あたりの患者死亡率が低い
- 透析中に運動を行うことでたんぱく同化が促進され、リンなどの老廃物の透析除去効率が高まる
- 退屈な透析時間をどう過ごすかに悩んでいる透析患者様にとっては、透析時間が有意義になる
- 週3回の透析の際に運動を行ってしまうことで、改めて透析以外の時間帯に運動時間を設定しなくてもよいです。
様々な運動メニューを用意し個別にて対応しております
・ゴムボールやゴムのバンドなどを使用した運動
・おもりを用いた抵抗運動
・簡易式エルゴメータ
・クッションを使用したベット上での運動
・理学療法士による個別ケア
・ベット上横になったまま行える運動
透析送迎について
弊院では、患者様の送迎を無料でしております。
『患者様の負担だけではなく、ご家族の負担も軽減したい』
という気持ちから
ご自宅の玄関から当院まで、透析が終わり当院からご自宅の玄関まで『ドアtoドア』で送迎させていただきます。
車イス対応の車両も多数ございます。
歩行困難な患者様や車イスの患者様でもご負担なくご利用頂けます。
ご希望の患者様は当院までお問い合わせください。
TEL.097-569-8039
たかはし泌尿器科
〒870-1123 大分県大分市寒田1054-1